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ママ豚セカンドライフ〜日本の夜明けはここから〜

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これは、2頭のママ豚に贈る自由のはじまりです。
今月、うちの農場に2頭の母豚がやってきます。
出産のために繰り返し使われた子たちが、ようやく最後の解放を迎えるために。
このプロジェクトは、今年クラウドファンディングで成立した「ママ豚セカンドライフ構想」の第一歩。
たくさんの方から託された思いと、僕自身の祈りが合わさって、
ようやく2頭を迎え入れる準備が整いはじめました。
お届けするのは、「お肉」ではなく「お手紙」です。
今回、箱に入るのは、豚肉ではありません。
その代わり、感謝と願いを綴った「手紙」をお届けします。
彼女たちにとっての初めての放牧
トントンと地面を踏む感触、
鼻先に届く草の香り、
そして敷き藁のあたたかさ──
小さなことのすべてが、彼女たちにとっては新しい幸せです。
僕ひとりじゃ、たどり着けない未来がある。
正直に言えば、今回の挑戦にはそれなりの覚悟がいります。
敷き藁を敷くだけでも月数万円の費用、
自由に動ける放牧地、
病気にならないように整える環境。
でも、だからこそ僕は進みたい！
「できない理由」より、「やるための道」を探したい。
この国でアニマルウェルフェアが根づく未来を、
「食べる」ことの意味を、
少しずつでも変えていけるように。
優しさと愛は必ず社会を変える力になる。
僕はそう信じています。
あなたのように、どこかで「このままじゃいけない」と感じている人が、
確かに、この国にたくさんいることを。
ひとつの共鳴として、この手紙を届けます。
「ただおいしい」じゃなく、「意味のある職業としての存在」を目指すこと。
「ありがとう」だけじゃなく、「ごめんね」も込めること。
その全部が、きっと新しい社会を形づくっていくと信じています。

最後に
もし、あなたの心のどこかに
「その夢を私も見てみたい」と思う気持ちがあるなら──
その想いのかけらを、ぜひ彼女たちへと巡らせてあげてください。
愛を贈ってくださるあなたへ。
心からのありがとうを、
手紙に添えて、お届けします。
THE HOUBOQ
増田成宏（放牧おじさん）